-先代の道具箱より-「神社・仏閣の神饌、仏供菓子」
2017年 09月 16日
戦後まもなく、
神社、仏閣にて使われる儀礼菓子を
ご用命いただいておりました。
製造に使われる機械類はほとんど無く、
小道具のみで、儀礼菓子の世界観は
表現されてきました。
今から70年程前の道具箱が
その仕事を物語っています。
神饌仏供の菓子として
江戸時代より始まったとされる,
社寺の御紋を木型で押した御紋菓子を
依頼されておりました。
社寺の御紋の菓子型を持ち,
供え物の菓子などを作ってきた歴史は
「菓子に気が宿る」という
先祖代々からのスピリッツとして、
今に受け継がれています。
儀礼用の菓子は、
甘い物をいただくというより、
「神人共食」とも言われるように、
神々にお供えした物を下げて戴くことであり、
神の霊気を体内に取り入れ、
神との絆を深くするという
神聖な意味が込められています。
先代から代々伝わる
心を込めて作った菓子に「気」が宿る、
という哲学は
日本の祭事の特徴でもある
「神人共食」の儀礼より
培われたといっても過言ではありません。
すべての商品が製造量に限りがありますため、
会員様を優先的にご案内しております。
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by erdbe
| 2017-09-16 20:22